2018年度農業問題研究学会春季大会のご案内を掲載しました。
【日 時】 2018年3月24日(土)9:45~17:30 (※会場受付は9:15から)
【場 所】 明治大学駿河台キャンパス 12号館10階2103教室
【参 加 費】 会員2,000円 非会員2,500円 学生(会員・非会員とも)無料
【大会内容】 大会シンポジウム、2018年度総会、2018年度第1回全国幹事会
【懇親会参加費】 一般4,000円、学生3,000円
※大会終了後、懇親会を開催いたします。併せてご参加ください。
( 2018年3月23日(金):2017年度第3回全国幹事会、各種委員会)
<大会スケジュール>
【3月23日】
◆学会賞選考委員会〔16:00~18:00〕
◆2017年度第3回全国幹事会〔17:00~18:30〕
◆大会シンポジウム事前検討会〔18:30~20:00〕
【3月24日】
Ⅰ.午前の部(9:45~12:00(受付開始9:15))
◆代表幹事挨拶〔9:45~9:50〕
◆シンポジウム(前半 9:50~12:00)
〔テーマ〕「欧米情勢の激動と農業」
〔座 長〕磯田 宏(九州大学)、安藤 光義(東京大学)
○座長解題〔9:50~10:00〕
○第1報告〔10:00~10:40〕 石井 圭一(東北大学)
○第2報告〔10:40~11:20〕 和泉 真理(JC総研)
○第3報告〔11:20~12:00〕 西川 邦夫(茨城大学)
Ⅱ.午後の部(13:00~17:30)
◆学会総会〔13:00~14:00〕
◆シンポジウム(後半 14:10~17:25)
○コメント①〔14:10~14:30〕 清水 卓(駒澤大学名誉教授)
○コメント②〔14:30~14:50〕 平澤 明彦(農林中金総研)
<休 憩>
○総合討論 〔15:00~17:15〕
○座長まとめ〔17:15~17:30〕
◇懇親会(18:00~:アカデミーコモン棟1階 カフェ パンセ)
【大会テーマ】 欧米情勢の激動と農業
米国におけるトランプ政権の誕生、英国のEU離脱と欧州における極右勢力の台頭など、激動の政治情勢が展開している。このような政治的激動の中で、欧米の農業はどのような方向に向かうのか、また農業者はどのような対応を迫られているのであろうか。マスコミ報道などによれば、トランプ政権誕生の背景には農民の不満があるとされる一方で、移民抑制政策は、農業労働力確保の観点からはアキレス腱となりかねない。フランスでは、マクロン政権誕生となったが、一方のルペン健闘の背景には中小酪農家などの熱烈な支持があったとも伝えられている。果たして、実態はいかなるものなのか、また、現実をどのように理解したらよいのであろうか。翻って日本を見ると、長期政権としての基盤を背景に「官邸農政」とも呼ばれる、かつてない仕組みの農業政策が実施されつつある。欧米の農業情勢からは、日本の今後を考える上で、いかなる示唆が与えられるのであろうか。
2018年度春季大会シンポジウムでは、会員外の方にも依頼して、フランス、英国を含む欧州、また米国の事情に詳しい報告者3名とコメンテーター2名の方に登壇をお願いした。座長は、欧米情勢に加えて、日本の農業政策の実態にも造詣の深いお2人に快諾いただいた。今年は、日本農業経済学会が北海道で5月下旬に開催されることにより、いわば単独開催となるが、会員外の多くの方々への呼びかけも含めて、会員の皆さんの積極的なご参加をお願いしたい。
【座長】 磯田 宏(九州大学)、安藤 光義(東京大学)
【報告】
第1報告「酪農自由化とフランスにおける政策対応」 石井 圭一(東北大学)
第2報告「Green BREXIT―イングランドの農業環境政策の先にあるもの―」 和泉 真理(JC総研)
第3報告「民主党州政下のカリフォルニア稲作―農業者の憂鬱と共和党支持の基礎―」 西川 邦夫(茨城大学)
【コメント】 清水 卓(駒澤大学名誉教授) 平澤 明彦(農林中金総研)
<交通アクセス>
【明治大学駿河台キャンパス】
・JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
・東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
・都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
・グローバルフロント棟3階 403C・403D(各種委員会、全国幹事会)
・12号館10階 2103教室(シンポジウム、総会)
・アカデミーコモン棟1階 カフェ パンセ(懇親会)