【第一報】2023年度春季大会のご案内

投稿者: | 2022年11月16日

下記の通り、2023年度農業問題研究学会・春季大会をいたします。

なお、今年度は日本農業経済学会の日程とは連続しません。そのため、日程を中心に早めにアナウンスします。

 

【日時】2023年3月25日(土)

【場所】明治大学駿河台キャンパス

大会シンポジウムテーマ:新基本法下の食料・農業・農村の変化と展望

 食料・農業・農村基本法が制定されてから20年以上が経過し、与党、政府の間で基本法見直しの動きが始まっている。本シンポジウムは、そうした政策の動きに直接対応するのではなく、2000年以降の社会的経済的な変化を踏まえ、社会のあるべき方向を検討していくことに主眼を置きたい。その過程から新しい視座を提示し、今後の展望について議論を行いたいと考えている。そこから政策は自ずと析出されてくるのではないだろうか。
 報告者については、食料、農業、農村という大まかな3つの領域から1人ずつ若手・中堅にお願いし、座長の側からは特に要望をつけることなく、自由に課題を設定して論じていただくことにした。そのことによってこれまでは見えなかった事象や課題、社会認識が浮かび上がってくることを期待している。
 コメンテーターについては、過去から現在までの経緯を熟知し、政策に精通している重鎮と海外の学会での経験が豊富な国際派の先生方にお願いした。若手・中堅が行う意欲的な問題提起がどう料理されることになるのかが楽しみである。
 以上からお分かりになるように、本シンポジウムに関して座長としてのシナリオは全く用意していない。5人の主役が演じる舞台に大向こうから掛け声をかけるだけでなく、1人でも多くの方に一緒に加わっていただければと願っている。皆さんのご参加をお待ちしております。

座長:安藤 光義(東京大学)

第一報告(農業の領域から)    小川 真如(農政調査委員会)
第二報告 (農村の領域から)    堀部 篤(東京農業大学)
第三報告 (食料の領域から)    平賀 緑(京都橘大学)

コメンテーター    田代洋一(横浜国立大学名誉教授)
          立川雅司(名古屋大学)