下記の通り、2023年度農業問題研究学会・春季大会をいたします。
広く関心を集めるテーマについて、若手・中堅の報告者と、重鎮のコメンテータをお迎えします。
会員・非会員を問わず、皆様お声がけのうえ、奮ってご参加ください。
なお、今年度は日本農業経済学会の日程とは連続しません。
2023年度春季大会
【日時】 2023年3月25日(土) 9:30~17:20
【内容】 シンポジウム、総会
【場所】 明治大学駿河台キャンパス 12号館2103教室(10階) マップ
JR御茶ノ水駅から徒歩5分(リバティタワーより手前にある細長い建物)
【参加費】 会員:2,000円 非会員:3,000円 学生:無料(非会員含む)
【資料】 大会数日前に会員メーリスから特設ページをお知らせします。メーリスが届かない方は、恐れ入りますが、事務局までご連絡ください。事前に各自でダウンロード、印刷等のご準備をお願いいたします。
※ペーパーレス化のため、会場での資料配布はございません。また、学内にWi-fiはございません。
【大会テーマ】 新基本法下の食料・農業・農村の変化と展望
〔座 長〕 安藤 光義(東京大学)
〔開催趣旨〕
食料・農業・農村基本法が制定されてから20年以上が経過し、与党、政府の間で基本法見直しの動きが始まっている。本シンポジウムは、そうした政策の動きに直接対応するのではなく、2000年以降の社会的経済的な変化を踏まえ、社会のあるべき方向を検討していくことに主眼を置きたい。その過程から新しい視座を提示し、今後の展望について議論を行いたいと考えている。そこから政策は自ずと析出されてくるのではないだろうか。
報告者については、食料、農業、農村という大まかな3つの領域から1人ずつ若手・中堅にお願いし、座長の側からは特に要望をつけることなく、自由に課題を設定して論じていただくことにした。そのことによってこれまでは見えなかった事象や課題、社会認識が浮かび上がってくることを期待している。
コメンテーターについては、過去から現在までの経緯を熟知し、政策に精通している重鎮と海外の学会での経験が豊富な国際派の先生方にお願いした。若手・中堅が行う意欲的な問題提起がどう料理されることになるのかが楽しみである。
以上からお分かりになるように、本シンポジウムに関して座長としてのシナリオは全く用意していない。5人の主役が演じる舞台に大向こうから掛け声をかけるだけでなく、1人でも多くの方に一緒に加わっていただければと願っている。皆さんのご参加をお待ちしております。
◎代表幹事挨拶 小田切 徳美(明治大学) 9:30 ~ 9:40
◎座長解題 安藤 光義 (東京大学) 9:40 ~ 10:00
◎報告
10:00 ~ 10:40
「新基本法下の〈農業〉の変化と展望―認識論的分析と統計分析の接合より―」 小川 真如(農政調査委員会)
10:40 ~ 11:20
「農村政策の可能性―地方自治体・農林水産省・首相官邸の関係変化から―」 堀部 篤(東京農業大学)
11:20 ~ 12:00
「誰一人取り残さない「食料政策」は日本にあるのか?」 平賀 緑(京都橘大学)
〈総会〉 12:00 ~ 12:45
〈昼食・質問受付〉 12:45 ~ 13:30
◎コメント
13:30 ~ 13:50
田代 洋一(横浜国立大学名誉教授)
13:50 ~ 14:10
立川 雅司(名古屋大学)
◎リプライ
14:10 ~ 14:20 第一報告者
14:20 ~ 14:40 第二報告者
14:40 ~ 14:50 第三報告者
〈休憩・質問受付〉20分
◎総合討論 15:00 ~ 17:00
◎座長総括 17:00 ~ 17:15
◎閉会 17:15 ~ 17:20
※学会として懇親会は準備しておりません(開催校で禁止されているため)。
【大会に関するお問い合わせ】
農業問題研究学会事務局
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町2-29 (一財)農政調査委員会内
TEL:03-5213-4330 FAX:03-5213-4331 E-mail:jimukyoku☆noumonken.sakura.ne.jp(☆は@に置き換え)