【確報】2023年度秋季大会のご案内

投稿者: | 2023年11月16日

※11月22日22:30時点で事前登録をいただいていた方には、既に特設ページをご案内しております。

 一斉送信を行っている都合上、迷惑メールに振り向けられている可能性もございますので、ご確認ください。

 万が一届いていない場合には、直接お送りいたしますので、お手数ですが事務局(jimukyoku[アット]noumonken.sakura.ne.jp)までお知らせください。

 

 下記の通り開催いたしますので、ぜひ奮ってご参加ください。

 なお、来場者および懇親会参加者の概数の把握のため、お早めに事前登録をお願いいたします。

 

2023年度農業問題研究学会・秋季大会

 

【日時】 2023年11月23日(木・祝) 10:00~16:50(受付開始9:30)

【内容】 個別報告、全国幹事会

     特別セッション

【場所】 東京農業大学世田谷キャンパス国際センター(2階)

     ※会場へのアクセスは末尾に掲載。

【参加費】 一般会員  2,000円

      一般非会員 3,000円

      学生(会員・非会員とも) 無料

【参加登録方法】 

 下記フォームから参加申し込みをお願いいたします。

 https://forms.gle/2hYWUXywiHhVRzZ56

【資料の配布について】

 参加登録をいただいた方に、後日メールにて大会特設サイトをご案内いたします。特設サイトから予稿集を入手してください。

 ※会場で資料は配布しません。印刷して持参いただくか、各自のノートPC等で閲覧ください。

 ※会場では、Wi-Fiが使用可能です。

 

<大会スケジュール>

Ⅰ.午前の部(10:00~12:00)※9:30受付開始――――――――――――

◆個別報告(10:00~12:00)※個別報告は報告25分、質疑15分

会場: 第2会議室

時間

報告タイトル/報告者

座長

10:00

~10:40

内モンゴル自治区における労働市場と農業構造に関する研究―東部農業地帯を事例として―

/DA YANG(東京農工大学大学院)

小田切 徳美

(明治大学)

10:40

〜11:20

農民専業合作社による貧困削減・脱却に向けた事業展開とその効果        / 馮 梓軒(九州大学大学院)

池上 彰英

(明治大学)

11:20

~12:00

農業法人における雇用システム ―技能・雇用関係・人事評価制度の相互補完関係による分析 ―

/飯田 拓詩(東京農業大学大学院)

澤田 守

(農研機構)

 

<昼 休 憩> 12:00~13:30

※全国幹事会 12:10~13:10(第2会議室)

 

Ⅱ.午後の部(13:30~16:50)―――――――――――――――――――――――――――

◆特別セッション  会場:国際センター2階 榎本ホール

〔テーマ〕今、改めて中山間地域問題を考える

〔座長〕橋口 卓也(明治大学)

13:30~13:35 代表幹事挨拶

13:35~14:15 座長解題・報告1 橋口 卓也(明治大学)
        「日本における中山間政策の経緯と展望-中山間直払いを中心に-」

14:15~14:55 報告2      石井 圭一(東北大学)
        「中山間地域への支援の意義-欧州との比較を念頭に-」

14:55~15:35 報告3      多田 朋孔(特定非営利活動法人地域おこし 代表理事)
        「中山間地域の課題と現場から見た対策」

15:35~15:45            休憩(質問用紙回収を含む)

15:45~16:00 コメント     佐藤 宣子(九州大学)  ※オンライン参加

16:00~16:50 総合討論

 

〔開催趣旨〕

 概ね1980年代後半から農政上焦点化されてきた「中山間地域」問題は、学問分野としては、農業経済学・農政学が牽引する形で社会問題としても注目を集め、地域経済学、農村地理学、医療・福祉分野、交通学、防災学など、さまざまな分野で研究が進められてきた。しかし、この30年間に農業経済学・農政学分野での研究が地道に長く続けられてきたかと言えば必ずしもそうではなく、他分野と比較しても、むしろ注目度が低くなってきているのではないか。
 農政の施策としては、2000年度から開始された中山間地域等直接支払制度が、現在まで基本的な枠組みを同じくして継続され、その効果に期待が寄せられてきた。しかし、発足から20年以上が経ち、現場からは持続的な取り組みへの困難さを訴える声も強まってきている。一方で、「田園回帰」の浸透や「関係人口」の増加など、中山間地域の農村をめぐる新たな動きが展開している。そのような動向の現状を踏まえ、現場の実態からは、どのような施策が求められているのであろうか。
 また、いうまでもなく、先述のような、わが国における中山間地域問題への注目、その農政上の対応策としての中山間地域等直接支払制度の実施は、欧州における実態や施策を相当に意識した結果でもあった。その後、欧州における条件不利地域の実態は、どのように変化し、その支援策に対する理論的根拠は、どのように深化してきたのであろうか。
 おりしも、最近の食料・農業・農村基本法改訂議論の中では、「中山間地域は、(中略-引用者)耕地面積、農家数、農業総産出額について全国の約4割を占めており、現行基本法制定以降もその割合はほぼ変化しておらず、」(食料・農業・農村政策審議会答申、2023年9月11日)との認識が示されている。果たして、中山間地域のシェアが変わっていないのは、中山間地域等直接支払制度の効果と言えるのか、それとも平地地域を含めた日本農業全体の衰退の結果であるのか。
 以上のような問題意識に基づいて、2023年度農業問題研究学会特別セッションを企画した。
                                               (橋口卓也)

 

◆懇親会(17:00~) 会場:国際センター1階 フリースペース

【懇親会参加費】 一般参加者(会員・非会員とも)    4,000円

         学生参加者(会員・非会員とも)    2,000円

 

◆会場へのアクセス

会場:東京農業大学世田谷キャンパス 国際センター
    個別報告       第2会議室  (2階)
    全国幹事会      第2会議室  (2階)
    国際シンポジウム   榎本ホール  (2階)
    懇親会        フリースペース(1階)

会場へのアクセス
 ・東京農業大学世田谷キャンパス国際センター2階 東京都世田谷区桜丘1-1-1
   小田急線経堂駅から徒歩約20分またはJR渋谷駅からバス約30分が一般的です。
  
アクセス詳細
  ①小田急線経堂駅から徒歩約20分 タクシー約10分
  ②小田急線千歳船橋駅から徒歩 約20分
              バス 約5分 農大前下車
               東急バス 渋谷駅行(渋23)等々力操車所行(等11) 
                    用賀駅行 (用01)

  ③渋谷駅からバス約30分(バス乗り場4または5) 農大前下車 約5分間隔
    小田急バス 成城学園前駅西口行 (渋24) 調布駅南口行 (渋26)
    東急バス  成城学園前駅西口行 (渋24) 祖師ヶ谷大蔵駅行 (渋23)
     ※同路線バスに東急田園都市線三軒茶屋駅から乗車可能 約15分
  ④東急田園都市線用賀駅から徒歩 約25分
               バス 約10分 農大前下車
               東急バス 祖師谷大蔵駅行 (用01) 渋谷駅行 (渋22)
  ⑤東急田園都市線桜新町駅からタクシー約10分

 

【大会に関するお問い合わせ】
農業問題研究学会事務局
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町2-29 (一財)農政調査委員会内
TEL:03-5213-4330  FAX:03-5213-4331  E-mail:jimukyoku☆noumonken.sakura.ne.jp(☆は@に置き換え)