【確報】2024年度秋季大会のご案内

投稿者: | 2024年10月30日

 大会案内(PDF版)

 会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。
 さて、2024年度農業問題研究学会・秋季大会を下記のとおり開催いたします。会員・非会員を問わずお声がけの上、ぜひ奮ってご参加ください。
 なお、事前登録いただいた方々に特設ページをご案内します。会場で紙資料は配布しませんので、特設ページから印刷またはダウンロードをお願いいたします。
 それでは、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

【日時】 2024年11月16日(土) 9:20~17:30(受付開始9:00)

【内容】 個別報告、ミニシンポジウム、全国幹事会

【場所】 東京農工大学 府中キャンパス(2号館2階)

【参加費】一般会員         2,000円
     一般非会員        3,000円
     学生(会員・非会員とも)  無料

【参加登録方法】 下記のフォームから参加申し込みをお願いいたします。

  https://forms.gle/GP89siozTdepCMeK7       (QRコードはこちら→)

【資料の配布について】

 開催日が近づきましたら、参加登録をいただいた方に大会特設ページをご案内いたします。特設サイトから予稿集、個別報告資料、ミニシンポジウム資料を入手してください。
  ※会場で資料は配布しません。印刷して持参いただくか、各自のノートPC等で閲覧ください。

 

<大会スケジュール>

Ⅰ.午前の部(9:20~12:00)――――――――――――

個別報告(9:20~12:00)※個別報告は報告25分、質疑15分

第1会場:2-22教室

時間

報告タイトル/報告者

座長

9:20

〜10:00

地域労働市場が農業構造変動に与える影響の統計的検討

澁谷 仁詩(農研機構)

横山英信(岩手大学)

10:00

~10:40

笠岡湾干拓地における農業構造と土地利用の変化

大仲 克俊(岡山大学) 

西川邦夫(茨城大学)

10:40

~11:20

長野県上伊那地域における集落営農の変貌 ~非農家との関係強化に注目して~     

大井 匠(宇都宮大学大学院)

曲木若葉(東京農工大学)

11:20

~12:00

合併集落営農法人の展開方向と類型に関する一考察 -農村社会と機能分担の変化に着目して-

坂元 喬人(九州大学大学院)

平林光幸

(農林水産政策研究所)

第2会場:2-23教室

時間

報告タイトル/報告者

座長

10:00

~10:40

養牛部門と飼料作部門の耕畜連携に果たす農協組織の役割 -熊本県の事例を中心に- 

福田 美紗樹(九州大学大学院)

宮田剛志(高崎経済大学)

10:40

~11:20

雇用創出や農産物の販路拡大に貢献する廃校活用事業における運営組織ごとの特徴と課題 

濱口 玲華(九州大学大学院)

橋口卓也(明治大学)

11:20

~12:00

横井時敬の小農経済論

清水 徹朗(農林中金総合研究所)

玉真之介(帝京大学)

 

<昼 休 憩> 12:00~13:30

全国幹事会 12:10~13:10 <2-22教室>

 

Ⅱ.午後の部(13:30~17:30)―――――――――――――――――――――――――――

◆ミニシンポジウム(13:30~17:30) <2-21教室>

テーマ: 地域農業の維持・存続と地域計画の実現

座長:東山 寛(北海道大学)

代表幹事挨拶(13:30-13:35):安藤 光義(東京大学)

座長解題  (13:35-13:55):東山 寛 (北海道大学)

報告1   (13:55-14:25):稲垣 照哉(全国農業会議所)

             地域計画の策定段階から実行段階における実情と課題

報告2   (14:25-14:55):堀部 篤 (東京農業大学)

             農地利用と政策・組織・地域-「地域まるっと中間管理方式」を素材にして-(仮)

報告3   (14:55-15:25):品川 優 (佐賀大学)

             農地集積と地域計画-東近江地域を中心に-

休憩    (15:25-15:40)

コメント  (15:40-16:10):小野 文明(全国町村会)  中村 勝則(秋田県立大学)

総合討論  (16:10-17:30)

 

<開催趣旨>

 近年の農業構造変化は、離農や経営規模縮小した農家の増加に伴って、上層規模経営体への農地集積が進む地域と、耕作放棄等によって農地面積が減少する二極化傾向が地域差を伴って現れている(橋詰・橋口(2023))。また、上層規模経営体が存在する地域にあっても、ほ場の分散によって、面積規模に応じた効率的な農業経営を展開できてない。そのため、農林水産省では地域計画を通じて、担い手の確保・育成、農地の集約化を進め、地域農業の維持・存続を図ろうとしている。

 地域計画は、令和4年の農業経営基盤法の改正で、人・農地プランを法定化したものである。同計画の特徴は、地域農業のあるべき姿を描くとともに、将来の農地の受け手を示した目標地図を作成することにある。これによって、今後の農地の担い手を確保し、地域農業の維持・存続を図るものであるが、実際にはどうであろうか。

 また、地域計画を実効性のあるものにするためには、農業者及び農業関係者を集めた協議が欠かせないが、これには市町村及び農業委員会等による多大な労力を必要とする。近年の農業政策は、地域計画を含めた多数の計画作成が求められており、今回の地域計画の策定は行政や農業委員会にさらなる負担をかけるものとなっている。地域農政の実行力も問われているところである。

 本ミニシンポジウムでは、地域計画が地域農業の存続にとってどのような効果をもつのか、さらには地域農政のあり方も含めて議論したい。

 [引用文献] 橋詰登・橋口卓也(2023)「特集にあたって 農業構造変動の急展開:その実相と要因」農業問題研究54(2).

 

◆懇親会(18:00~) 

 【懇親会会場】生協食堂

 【懇親会参加費】一般参加者(会員・非会員) 4,000

          学生参加者(会員・非会員) 2,000

 

【会場案内】

会場:東京農工大学農学部府中キャンパス 2号館2階

受付                                   2階踊り場スペース

個別報告(第1会場) 2-22

個別報告(第2会場) 2-23

全国幹事会       2-22

ミニシンポジウム    2-21

懇親会                               福利厚生センター(生協食堂)

           東京農工大学ホームページに掲載のマップは右のQRコードからアクセス☞

 

【東京農工大学府中キャンパスへのアクセス】

  • JR中央線「国分寺駅」下車、南口2番のりばから「府中駅行バス(明星学苑経由)」約10分「晴見町(東京農工大学前)」バス停下車
  • 京王線「府中駅」下車、北口3番のりばから「国分寺駅南口行バス(明星学苑経由)」約7分「晴見町(東京農工大学前)」バス停下車
  • JR武蔵野線「北府中駅」下車、徒歩約12分

【大会に関する問い合わせ】

〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町2-29 (一財)農政調査委員会内
TEL:03-5213-4330  FAX:03-5213-4331  E-mail:jimukyoku☆noumonken.sakura.ne.jp(☆は@に置き換え)