※2025/3/7に懇親会費を追記しました。
2025年度春季大会
【日時】 2025年3月28日(金) 9:30~17:30
【内容】 シンポジウム、総会、懇親会
【場所】 日本大学湘南キャンパス 本館6階 62番教室
【参加費】 会員:2,000円 非会員:3,000円 学生:無料(非会員含む)
※当日現金にて支払をお願いします。
【参加登録方法】
下記フォームから参加申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/yzvUmXEcVrEpdgvN7
【資料の配布について】
参加登録をいただいた方に、後日メールにて大会特設サイトをご案内いたします。特設サイトから予稿集を入手してください。
※会場で資料は配布しません。印刷して持参いただくか、各自のノートPC等で閲覧ください。
【大会テーマ】 農村に関わる多様な主体と政策課題
〔座 長〕 桑原考史(日本獣医生命科学大学) 渡部岳陽(九州大学)
〔開催趣旨〕
先般改正施行された食料・農業・農村基本法は、その検証過程は短期間かつ不十分なものであった。とりわけ農村分野については十分な議論がされたとは言い難く、結果、改正基本法は、農村政策としての理念を欠如した「食料安保」偏重型の内容となっている。その後、2025年1月に発表された基本計画案においても、「農村の振興」は5つある主要テーマの中で5番目に位置づけられており、農村が維持されてこそ農業(=食料生産)も維持されるという、農村政策と農業政策が密接不可分であるというロジックが極めて希薄である。他方で、農村政策がカバーする領域は農業生産の基盤維持にとどまらず地域の生活問題へと広がってきたにもかかわらず、それに逆行しかねない動きも見られる。これらの問題の根本には、農村問題や農村政策の軽視があるのではないか。
農政における構造政策・規模拡大路線が限界を迎えつつある中で、農村地域においては多様な人材が農に関わることが必要である。現在、求められているのは、効率的安定的経営体のみを育成するだけの選別政策ではなく、農に関わる多様な人材を包摂するような農村・地域政策であり、農村地域が社会的包摂すなわち多様な人びとの社会参画の場として固有の価値を持つという国民的理解の醸成である。そして農村を持続的にするには、農村外主体(人材)を積極的に受け入れる環境(雰囲気)づくり=包摂的地域社会づくりが必要であり、既に現場では、農村・地域の持続性を高めるための先進的な取り組みも行われている。
そこで本シンポにおいては、「農村に関わる多様な主体と政策課題」とテーマを設定し、多様な主体が関わる農村における実践を通して、農村政策の意義と理念を考え、将来に向けた骨太の農村政策構築に向けた示唆を引き出したい。
◎代表幹事挨拶 9:30
◎座長解題 9:35 ~ 9:50
◎報告
第1報告:小田切徳美(明治大学)9:50~10:30
農村政策の展開とその課題
第2報告:平井太郎(弘前大学)10:30~11:10
農村RMOは農村(政策)の礎になりうるか
第3報告:図司直也(法制大学)11:10~11:50
農村地域づくり人材の現在地―その主体と形成プロセス―(仮)
第4報告:中本英里(農研機構)11:50~12:30
農福連携について(仮)
〈昼食・質問受付〉 12:30 ~ 13:30
〈総会〉 13:30 ~ 14:30
◎コメント 西山未真(宇都宮大学) 14:30~14:50
澤野久美(農研機構) 14:50~15:10
〈休憩・質問受付〉15:10~15:30
◎総合討論 15:30 ~ 17:25
◎座長総括 17:25 ~ 17:30
【懇親会】 18:00~ 本館地下一階オリビア
会費: 一般3,000円 学生2,000円
【お問い合わせ】
東京都千代田区紀尾井町3-29 日本農業研究会館4階
(一財)農政調査委員会内
TEL:03-5213-4330(代) FAX:03-5213-4331
E-mail:jimukyoku*noumonken.sakura.ne.jp(「*」を「@」に直してください)